DJ JUS ED – JUS-ME EPとは、アメリカのテクノ・ハウスのプロデューサーであるDJ Jus-Edが2019年にリリースした12インチのEP(Extended Play)です。EPとは、シングルよりも長く、アルバムよりも短い音楽作品のことです。このEPには、4曲が収録されています。それぞれの曲は、以下のような特徴を持っています。
A1: A Moment In Time (Stripe Mode):ストライプ模様のジャケットが目を引くこの曲は、シンプルながらも深みのあるベースラインとパーカッションが印象的なディープ・ハウスです。時折入る女性ボーカルやピアノのフレーズが、空間に広がりを与えます。
A2: Country Meets House:カントリー音楽とハウス音楽を融合させた、なんともユニークな曲です。バンジョーやアコースティック・ギターなどのカントリー風の楽器が、シンセやドラムマシンなどのハウス風の楽器と絡み合います。ファニーなノリでありながらも、グルーヴ感は抜群です。
B1: Melting Cultures:エスニックな雰囲気を醸し出すこの曲は、トライバルなパーカッションやフルートなどの楽器が多彩に登場します。世界各地の文化を融合させたようなサウンドで、旅情を誘います。
B2: Tribal Stew:B面の最後を飾るこの曲は、タイトル通りトライバルなハウスです。腰に来るルーディーなベースラインと、打ち込みと生音が混ざったパーカッションが織り成すリズムが特徴です。ダンスフロアを沸かせること間違いなしです。
DJ Jus-Edとは
DJ Jus-Edとは、本名Edward McKeithenというアメリカのテクノ・ハウスのプロデューサーです3。彼は2005年に自身のレーベルであるUnderground Qualityを立ち上げました12。Underground Qualityは、Anton Zap、Nina Kraviz、Levon Vincent、Fred P、Aybeeなどの面々を早くからフックアップしてきたレーベルであり12、ディープ・ハウスやダブ・テクノなどのジャンルで高い評価を得ています3。DJ Jus-Ed自身も、そのレーベルから多数の作品を発表しており3、その中でもJus-Me EPは新たな方向性を示す興味深い内容になっています12。
まとめ
DJ JUS ED – JUS-ME EPは、アメリカのテクノ・ハウスのプロデューサーであるDJ Jus-Edが2019年にリリースした12インチのEPです。このEPには、カントリー、エスニック、トライバル、ロックなどの要素を取り入れた、なんともユニークなハウスが4曲収録されています。DJ Jus-Edは、自身のレーベルであるUnderground Qualityを運営しており、ディープ・ハウスやダブ・テクノなどのジャンルで高い評価を得ています。Jus-Me EPは、彼の新機軸を意外と違和感なくさらりと楽しめる作品です。