Nature Rhythmとしても作品を残すサカナクション山口一郎主催のNFメンバーとしても活躍するShōtaro Aoyamaにニュー・レーベル第一弾!
Hyōgu の立ち上げ第一弾となるリリースは、主宰である青山翔太郎によるアイヌ音楽とのコラボレーション作品。Utasa( ウタサ ) とはアイヌ語で、「互いに ( ウ ) 交わる ( タサ )」という言葉を意味する。2020 年 2 月に阿寒湖の氷上で行われた、アイヌ民族と和人が互いの文化を通して交わり、 新しい文化を生みだすイベント「ウタサ祭り」に青山翔太郎が出演し、アイヌの方々との出会いをきっかけにリリースが実現した。本作は、北海道阿寒湖アイヌコタン出身の姉妹ユニット Kapiw Apappo をはじめとする阿寒湖アイヌの方々の協力のもと、 アイヌ音楽とダンスミュージックが交わり、この作品が完成した。
アイヌに古くから伝わる歌 " ウポポ ( 座り歌 )" や " リムセ ( 踊り歌 )"、アイヌ楽器 " トンコリ " の伝統的な楽曲などをモチーフに、 原曲には手を加えず、「今の音」をトラックで表現することにより、日本の音楽を現代的なアプローチで提案している。音源はこの作品のために全て新たに録音され、音楽的なコラボレーションだけでなく、文化交流を通して制作された。
レコードはスプラッター仕様になっており、青山が阿寒湖で見たアイヌの着物の色合いで印象的だったという赤色と青色が、透明のレコードに鮮やかに配色されている。