「cobra edits vol 3」について

Cobra Edits Vol 3は、2017年にフランスのミステリアスなエディット・レーベル「Cobra」からリリースされた12インチ・レコードです123。このレーベルは、瀧見憲司という日本人DJがサポートしていると噂されています14。Cobra Edits Vol 3には、4曲のエディット・ハウスが収録されており、それぞれにオリジナルの曲や声ネタがサンプリングされています125

収録曲の解説

Cobra Edits Vol 3に収録されている4曲のエディット・ハウスについて、それぞれのオリジナルの曲や声ネタを紹介します。

A1. QQvv

A1. QQvvは、2000年にリリースされたレア盤The Amazing「Qu’Est-Ce Que Vous Voulez?」をリエディットした曲です25。The Amazingは、フランスのエレクトロニック・ミュージック・グループであるAirのメンバーであるJean-Benoît DunckelとNicolas Godinが別名義で活動していたプロジェクトです。Qu’Est-Ce Que Vous Voulez?は、フランス語で「何が欲しいの?」という意味で、女性の声が繰り返し聞こえるトラックです。A1. QQvvでは、この女性の声とアシッドなシンセサイザーの音がミックスされています25

A2. Sib

A2. Sibは、フランスのハウス・プロデューサーであるJulien Jabre「Sun is Back」をサンプリングした曲です25。Julien Jabreは、1990年代から活動しているアーティストで、Defected RecordsやBasic Recordingsなどのレーベルから作品を発表しています。Sun is Backは、2006年にBasic Recordingsからリリースされた12インチ・レコードに収録された曲で、Diana Rossの「The Boss」から声ネタを抜粋して使用しています 。A2. Sibでは、この声ネタとパーカッシブなビートが組み合わされています25

B1. Pump

B1. Pumpは、Mark Ernestus & Moritz von OswaldによるSound Channelの別プロジェクトであるRound One「I’m Your Brother」をサンプリングした曲です25。Mark Ernestus & Moritz von Oswaldは、ドイツのテクノ・デュオであり、Basic ChannelやRhythm & Soundなどの名義でも知られています。Round Oneは、1994年にMain Street Recordsからリリースされた12インチ・レコードに収録された曲で、「I’m your brother, let’s go to the disco」という男性の声が特徴的なディープ・ハウスです。B1. Pumpでは、この声とオールドスクールなヒップホップのネタがミックスされています25

B2. Joy

B2. Joyは、フランスのハウス・プロデューサーであるBlackjoy「Moustache」をエディットした曲です25。Blackjoyは、2005年にYellow Productionsからデビューしたアーティストで、ディスコやファンクの要素を取り入れたハウスを制作しています。Moustacheは、2005年にYellow Productionsからリリースされた12インチ・レコードに収録された曲で、「Joy, joy, joy」という女性の声が印象的なトラックです。B2. Joyでは、この声とファンキーなベースラインがエディットされています25

まとめ

Cobra Edits Vol 3は、フランスのエディット・レーベル「Cobra」からリリースされた12インチ・レコードで、4曲のエディット・ハウスが収録されています。それぞれの曲には、オリジナルの曲や声ネタがサンプリングされており、DJにとって重宝される内容となっています。このレーベルは、日本人DJの瀧見憲司がサポートしているという噂もあります。Cobra Edits Vol 3は、エディット・ハウスのファンにおすすめの一枚です。